atachibana's blog

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時の果ての世界

時の果ての世界 (上) (ハヤカワ文庫 SF (1017))
時の果ての世界(上)(下) / フレデリック・ポール / 矢野徹訳 / ハヤカワ文庫SF / 620円(602円) 上下共
The world at the end of time / Frederik Paul
カバー 木嶋俊


他恒星系に移住した地球人たちだが、超知的生命体の抗争に巻き込まれ、恒星系ごと宇宙の深遠に投げ飛ばされる。主人公のヴィクターは3度の冷凍装置を潜り抜けながら、超知的生命体と共に宇宙の最終期を迎える。


だらーっとして何の盛り上がりもない作品。シーンごとの面白みは皆無で、行き当たりばったりとしか思えないストーリー構成、迷走する主人公。何だかなぁ。
ワン・ツの壮大な背景と、それに比べて矮小な戦いはそれなりに好みなんですが、どうにもヴィクターら人類との関連がなさ過ぎで、これはちょっとないやね。