atachibana's blog

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愛に時間を - 性に奔放なハインラインもこれはやり過ぎ

愛に時間を (1)(2)(3) / ロバート・A・ハインライン / 矢野徹訳 / ハヤカワ文庫SF / 各460円
カバー: 野中昇
Time Enough for Love by Robert A. Heinlein, 1973

愛に時間を (1) (ハヤカワ文庫 SF (581))

愛に時間を (1) (ハヤカワ文庫 SF (581))

 
愛に時間を (2) (ハヤカワ文庫 SF (582))

愛に時間を (2) (ハヤカワ文庫 SF (582))

 
愛に時間を (3) (ハヤカワ文庫 SF (583))

愛に時間を (3) (ハヤカワ文庫 SF (583))

 

メトセラの子供、ラザルス・ロング物。

2001夜物語』に収録された同名作品の影響か勝手に期待した壮大な恋愛物ではなく、短編、中編、警句など様々な断片を寄せ集めた「作品群」です。

一生懸命逃げてラクした結果出世してしまう兵士の話、双子の奴隷、開拓物、20世紀へのタイムスリップ等々、圧倒的なリーダビリティは健在ですが、やはりどこか物足りない。その分、長編を全3巻分構成するだけの力の衰えが感じられてしまうからでしょうかね。

また性については昔からハインラインはぐしゃぐしゃですが、ここに至って自分の娘や母親と寝るような話にまでなり付いていけません。ほんと。